連休後半の最初のハイキングは朝霧高原へ。我が家から少し遠い富士山西麓へ行くと、一気に連休感が出ます。今回のお目当ての花はヤマトグサ(アカネ科ヤマトグサ属)。牧野富太郎博士が初めて名付けた花です。茎の高さはそれなりにありますが(15cm – 30cm)、花が地味で小さいので見つけるのは大変。

まずは歩いたコースを紹介します。 

コース(往復):

道の駅「朝霧高原」駐車場 (1) → 分岐 (2) → 東屋 (3) → 根原の吊橋 (4) → A沢貯水池の隣のトイレ (5) →根原バス停 (6)  → (1)

マップ:

コースについて:

  • スタート地点: 道の駅「朝霧高原」駐車場(無料)
  • 距離: 7.77km
  • 累積標高差: + 117m / – 118m
  • 標高: 970m
  • 時間: 3h13
  • トイレ: 道の駅「朝霧高原」、A沢貯水池の隣
  • 服装・装備: 半袖Tシャツ、ハードシェルジャケット(風が強くて寒かった)、パンツ、ハイキングシューズ、手袋、帽子
  • コースの状況: なだらかなハイキングコース。整備されいているが、コース上に倒木があるので要注意。
  • その他: 東海道自然歩道の「6.富士展望コース」の一部

駐車場 (1) から交通量の多い国道を渡り、分岐 (2) を左に進んだところ、小さな花がいっぱい咲いていて、なかなか前に進めません。

花の写真を撮りながら東屋 (3) に到着すると、雨天時の迂回路のお知らせがありました。それによると私たちの歩いてきた(2) – (3) は雨天時のみ通行可。帰りも同じ道を通るつもりでしたが、周回して国道を歩いて戻ることにしました(歩道があることは確認済み)。

こんなに開放感のある場所を歩くと本当に気持ちが良いです。道が侵食されて細くなっている場所もありますが、基本的には広くて歩きやすいエリアが多いです。

根原の吊橋 (4) に到着。一度に5人までの制限があります。一人で渡っても結構揺れます。

A沢貯水池の隣のトイレ (5) は結構新しく掃除が行き届いていました。

トイレ (5) から根原のバス停 (6) に向かうと神社があります。そこの駐車場を登山客も使うことができるようです(協力金500円をポストに入れる)。

根原のバス停 (6) のところで国道に出るので、歩道のある側に渡ります。車のスピードが速くて怖かったー。近くには横断歩道も信号もありません。ちなみに道の駅の前にも信号がありません。信号くらいあっても良いのに、、、最近は信号機維持予算が各地で課題になっていて、新設なんてあり得ない話なのかもしれません。

今回はお目当てのヤマトグサをたくさん見ることができたし、ニリンソウの群生にも出会うことができたので遠出して良かったです。

最後に朝霧高原で見た花の一部を紹介します(色々咲いていたので紹介しきれない)。

一番見たかったヤマトグサ。

ニリンソウ(キンポウゲ科イチリンソウ属)。イチリンソウと間違えそうなくらい大きい花もありました(イチリンソウと違ってニリンソウには葉柄がないらしい)。

アケビ(アケビ科アケビ属)。白い花が雄花、薄赤紫の花が雌花。

チゴユリ(イヌサフラン科チゴユリ属)。下向きに咲いていて写真を撮るのが難しい。

チゴユリと似ているホウチャクソウ(イヌサフラン科チゴユリ属)。花は先端部しか開かないのでチゴユリとは見分けがつきます。

エンレイソウ(シュロソウ科エンレイソウ属)。

スミレ2種

ヤマブキ(バラ科ヤマブキ属)