今年も西臼塚方面で春の花を愛でてきました。歩いたルートは基本的に2023年4月と同じですが、大淵林道分岐 (3)で中宮八幡堂 (4) 方面に行ってしまったので、2023年4月より少し多く歩いています。今回は観賞できた花の種類が多いので、数回に分けてブログを書くつもりです。
村山古道を過去に歩いた時の記録:
・2019年10月
・2020年10月
・2023年4月(今回とほぼ同じルート)
・2023年5月
コース(往復):
駐車スペース (1) → 馬頭観世音 (2) → 大淵林道・村山古道交差 (3) → 中宮八幡堂 (4) → (3) → 西臼塚駐車場 (5)→ 西臼塚 (6) → (5) → (3) → (2) → (1) → 天照教社 (7)
マップ:
コースについて:
- スタート地点: 天照教社駐車スペース(無料)
- 距離: 10.09km
- 累積標高差: + 360m / – 348m
- 最高標高:1299m
- 時間: 3h56
- トイレ: 十里木高原展望台公園駐車場、西臼塚駐車場
- 服装・装備: 半袖Tシャツ、ウインドシェルジャケット、パンツ、ハイキングシューズ、日焼け防止手袋、帽子
- コースの状況: 特に危険な箇所はない。登山道には踏み跡とピンクテープがある。「村山古道」の道標もある。
- その他: 西臼塚駐車場から山頂までは富士山自然休養林 コースL参照
天照教社前の駐車スペース (1) をお借りし、「ふじ山夢ロード」を横断して登山道へ入ります。登山口には以前あった「村山口登山道案内図」や「熊に注意」などの看板はありませんでした。熊対策として念の為インターネットラジオをかけて歩きます。
何度も写真を撮ったことのある花には時間をかけずに歩いたつもりですが、最初から可愛い花が気になって仕方がありません。バイケイソウ(下)の群生もありました。
シダ植物の胞子のう
動物に見える木
富士山が見えてきました。
気がついたら中宮八幡堂 (4) の前。大淵林道・村山古道交差 (3) を左へ行くのを忘れたようです。
大淵林道・村山古道交差 (3) まで戻り西臼塚駐車場 (5) へ。駐車場からは富士山が見えます。
富士山スカイラインを横断して西臼塚 (6) へ向かいます。登山道にはたくさんの小さな花!なかなか前に進めません。西臼塚 (6) に到着する頃には富士山が雲に隠れてしまいましたが、ミツマタの甘い香りで幸せな気分!
帰りは素早く下山するつもりでしたが、早朝よりもきれいに咲いている花があったり、往路では気付かなかった花に気付いたりと、思ったより時間がかかりました。動物の骨も発見。
駐車スペース (1) まで戻ってから、天照教社 (7) の境内を散歩。モクレンやアセビなどが咲いていました。
今回は花粉が多く飛散していて、カメラに黄色い花粉がたまるくらい。ハイキングの翌日も体調が悪くマスクをしなかったことを後悔しました。大変だったけど可愛い花をみることができて良かった!
ハイキング中に見つけた花を少しだけ紹介。
今回初見のアズマイチゲ(キンポウゲ科イチリンソウ属)。花弁に見えるのは萼片で、直径は3-4cm。写真を撮りやすい大きさです。
トウゴクサバノオ(キンポウゲ科シロカネソウ属)の群生。先週のブログで紹介した花です。
今シーズン初のコガネネコノメソウ(ユキノシタ科ネコノメソウ属)
他にもたくさんの花が咲いていたので、次回のブログで紹介します。